9-1. 売り専の接客その1
とあるの土曜日の夜、初の指名のお客様との初対面はどんな人が来るかわからない不安は毎回の事ですが、今回は仕事としては当たり?なのかもしれません。
俺を指名してくれたのは28歳で背が170cm後半くらいのかなりカッコイイ男性でした。
今回はネコ役になります。
カジュアルな服装でアクセサリーもしていなかったけど、最初に見たときはホストクラブの人かな?と思ったくらい。でも聞いてみたら、普通のサラリーマンとのことでした。(本当かどうか分からないですけど)
ホテルに入ってその人の体を見たら、水泳選手のような太い腕と大きな大胸筋で、「この人、絶対モテるだろう?」って思いました。
始めの会話もそこそこに、シャワーもせずに俺を押し倒してきました。
正直カッコイイしいっかと思ってしまったのですが、同性でも見た目って大事なんだなぁ~っと思いました、本当はダメですよ!
しっかり売り専のプレイをする前はシャワーは行いましょう。
最初はキスから始まったんですけど、次は首を舐めてきて、鎖骨、乳首、脇腹、お腹・・・ときて、あそこで止まるのかと思ったら太ももから足、足の甲とか足の裏も舐めたりキスしたりしてました。
舐められているだけではそれほど刺激が無かったので、俺が「変わりましょうか?」と言って、俺が舐めることに。
仰向けになってもらってキスをしてから、顔を近づけて目を見つめて、「本当にカッコイイですよね、目とか、まゆげとか」と言ってみると、「えー? そんなわけないよ」といって微妙な表情をされました。
キスの後に耳を舐め、同じように首をツーっと舐めて、乳首へ移動。
乳首を舐めながらあそこをしごく作戦へ。
両方の乳首を吸ったり舐めたりしながら左手でもう片方の乳首を攻め、右手であそこをゆっくりしごいていると、だんだん大きくなっていき、声も上げ始めてくれました。
「あっ・・・、いいよ・・・」
感じているのか、俺の頭を両手で撫でてくれてました。
「もう大きくなってるので、入れてください」って言うと、「その前に猿月くんのを舐めたいな」と言って、舐め始めました。
舐めるのが好きなのか、ずーっと舐めてました。
普段の相手はおじさんばかりなので、「カッコイイ人に舐められてる・・・」と思うとだんだん興奮してくるものです。
「あ、すごく良いですよ」とちょっと大げさに言ってみます。
構わず舐め続けてくれます。
イケメンとの絡みって不思議な感覚になると思いながらしばらくフェラされ続けた後、「入れても良い?」と聞かれたのでコンドームを付けて俺が四つん這いになります。
大きな手で俺のお尻をつかんで、あそこを俺のアナルに入れてきます。
最初はゆっくりだったのですが、次第に動きが早くなってきます。
途中、俺の竿を握ってきたり、背中を舐めたりといろいろされながら、かなり長い間突かれていた気がします。
「あーっ!」
やはり体育会系なのか、もう凄い体力です。体をかなり揺さぶってきます。
「んー」とか「あっ、あっ」とかいろいろ声を出してみたのですがなかなか終わりません。
「んー、すごい、イイ!」
一瞬、動きがゆっくりになったと思ったら急に激しくなって、イってくれました。
最後の瞬間はすごく大きくなってるのが分かりました。やっぱり若いと全然違いますね。
「すごい激しいですね」と俺が言うとお客様は「そう?あはは」と笑ってました。
俺が腕の筋肉とかを触ると、俺の頭を撫でてくれました。
「ねえ、舐めてもいい?」と聞いてきたので「いいですよ」と股を広げました。
俺のあそこをさも美味しそうに舐めまくってくれました。よほど舐めるのが好きなのでしょう。
ベタベタになっても舐めるのをやめず、15分以上舐めてくれていて、そろそろ首が疲れるんじゃないかと思って「すみません、今日はなんだかイケないみたいで・・・」と言うと、「そっか、ごめん」と言ってやめてくれました。
終わった後、ベッドで少し話すわけですけど、
「売り専のボーイってサイクルが早いっていうか、すぐ辞めちゃうんだよね」
どうやら、過去にお気に入りのボーイがいたのですが、つい最近、辞めてしまったそうです。
何十回も会い、時計とかもプレゼントするくらい好きだったみたいです。
「だから、ちょっと寂しくてね・・・」
エッチだけじゃなくて、本当にそのボーイの事が好きだったんだなってわかりました。
プレイの途中で俺が「カッコイイですね」と言った時の微妙な表情は、「カッコ良くても振られるしな・・・」という想いだったのかもしれません。
プレイでなかなかイってくれなかったのもそれが関係したのでしょう。
男性を「大好きだ!」と思った事が無い俺ですが、正直この人にはかなり同情してしまいました。
時計とかはいらないから、「俺でよければ精一杯癒しますよ」と言おうと思いましたけど言えずに終了。
別れ際に正面から抱きついて、ギューっとハグしてからさよならしました。
それ以来、氏名をいただいていないのでその人とは会っていません。
ノンケの俺では気に入られなかったのでしょう・・・。
忘れた頃でもいいので、ひょっこり指名してくれないかな?って思っています。
また会いたいなと強く思える人でした。
売り専の接客その1は以上で、次は売り専接客2へ