売り専出張ホスト猿月の売り専指南
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7. 売り専初出勤

初出勤。濃密な研修を終えた後、複雑な心境を乗り越えた後2日後に初の指名となり初出勤となった。
まだ売り専のサイトには写真とか表示されていないが、売り専採用担当が言っていた通りどうやらプッシュしてくれたようだ。

俺「もしもし」
売り専担「あ、猿月くん?この前はお疲れ様今大丈夫?」
俺「はい、大丈夫です」
売り専担「おめでとう。初出勤だよ」
俺「はぁ。わかりました」
売り専担「あんまり気乗りしないかい?君研修は終えたけど今なら辞めることもできるけど、、」
俺「いえ、緊張しますけどがんばります。」
売り専担「緊張しすぎず笑顔でそしてキスはしっかりとよろしく頼むね。
猿月君の笑顔はきっとお客様の緊張もほどけるから自然体でね。
一定時間ではあるけどお客様の恋人になったつもりでお仕事してくださいね」
恋人かぁ・・・彼女なんてしばらく居ないなそう言えば。

俺「わかりました。よろしくお願いいします」
売り専担「今回のお客様はバック希望のお客様だからお尻を綺麗にしてね。
あとお客様のところへ行く前にローションと、コンドームを渡すから必ずお店に立ち寄ってね」
俺「わかりました。」
売り専担「初出勤は明日の夜8時から場所は○○ホテルだよ」
俺「そこってどんなホテルですか?」
売り専担「ラブホテルだよ?」
俺「ラブホテル?1人で行くんですか?」
売り専担「そうだよ?僕は一緒には入れないから。3Pになっちゃうよ?」
俺「3P・・・・ちょっとまだ・・・」
売り専担「冗談だよ(笑)じゃあ当日の19時30分にお店に必ず寄ってね」
俺「わかりました。失礼します」
初出勤か不安な気持ちもあるけど収入も無かったしすこしでも収入を確保できるなら全然悪い話ではないし、しっかりと頑張らないと。
研修はこなせたけど経験はほとんどないし、AVとか見て勉強したほうがいいのかな?でも、男同士のAVなんてレンタルは無いだろうし。
家に帰ったらネットで少し見てみようかな。

帰宅してネットで男同士のからみの映像の検索をした。
昔ちょっと興味があって見た事があったけど研修の後に見るとなると前とは違って少し興奮する。
あ、こんな大きいのが入るんだ。この前研修したときの大きさとどっちが大きいんだろう?でも俺にも入ったんだよな。
自分と年が変わらない男の子が画面越しにゴーグルを付けた男性にピストンされ喘いでいる。俺もこんなに声出したんだっけ・・・。
明日の売り専の初の仕事はタチでお客様に入れるんだよな。
上手く出来るかな?売り専として買ってくれるお客様が気持ちよくなってくれると良いんだけど。

そして初出勤の日になった。
お店に行くと面接と研修の時に会っている売り専採用担当が出迎えてくれた。
彼は元々売り専をしていて現在は採用とかもする内勤の人らしい。

売り専担「お疲れ様。どう?緊張する?」
俺「はい少し緊張します。」
昨日予習もしたしきっと大丈夫だと思うんだけど、緊張が伝わったのか優しく声を売り専担が気を使ってくれる。

売り専担「緊張していると無表情になっちゃうしお客様に好印象を与える事はできないからね?緊張するなって言う難しいかもしれないけど頑張ってね」
俺「はい。緊張せずに笑顔でがんばります。」
売り専担の一言で随分気が楽になった感じがする。
この人もこうやって色んなお客様の心を溶かしてきたのかな?
すごい人だ。

売り専担「そう、その調子。じゃあ簡単に説明するね?
まず貴重品なんだけどそれはお店で預かるね?あと携帯電話もお店の物を持っていって。」
俺「荷物は置いていくんですか?」
売り専担「そうだね。こんな事いったら驚くかもしれないけどお客様の中にはボーイがシャワーに入っている間に現金や荷物も盗んで先にホテルを出たりする人もいるんだよ?
せっかく稼いだお金を盗まれるのは嫌だろう?現金などの貴重品は全部ここに置いておいて。
僕がしっかりと金庫の中に入れて保管しておくから安心して。
男の子の中には現金や貴重品も最低限の物しか持ってこない子もいるから直接向かうとき以外は猿月君も慣れてきたらそうしたらいいよ。」
やっと収入を確保できるようになったのに取られるなんて信じられない。
売り専担も俺の今後を案じてきっと言ってくれたんだろう。とてもありがたい。

俺「わかりました。携帯電話も置いていくんですか?」
売り専担「そうだね。男の子の中にはお客さんと直接あって現金を受け取る男の子も中にはいるんだよ。あと、男の子がシャワー浴びいてる隙に番号を勝手に抜いちゃうお客様もいるんだよ」
俺「え?そうなんですか?」
売り専担「そうなんだよ。だから連絡先交換をできないようにするためにこっちで預かっているんだ。」
売り専担「付き合いが長いお客様へ営業の連絡をするのに連絡先を交換するって言うのは方法にはなると思うんだけど、お店を通す事で僕たちは男の子たちの時間と安全を守っているからね。」
売り専担「直接連絡とって直接会ってしまうと制限時間を設けずにずっとお客様といることになるだろう?」
売り専担「そうすると人間欲が出てきてしまって、男の子にもっと欲を求めてしまうんだよ。」
売り専担「変なトラブルとかの防止にもなるしお店の携帯をプレイの間は持っていって貰っているんだ。何かあったら連絡してね。」
プレイは恋人になったつもりでって言うからお客様も勘違いしてしまうのか・・・。
でも、そこまで本気にさせる事が俺にもできるのかな?
トラブルって何があるんだろう?

俺「なにかって何があるんですか?」
売り専担「そうだな部屋に行ったらお客様がいなかったとか。あとはお店での禁止事項を強要されたとか、暴力をふるわれたとかそういう事かな。でもうちのお店のお客様はそんなことする人いないし、みんなとても紳士な方々だから安心してね。」
俺「ますます緊張してきました。」
初めての仕事前に色々と聞いてしまった。
ここに来て辞めるつもりもないし仕事はする前提だけどやっぱり不安も多い。不安が伝わったのか
売り専担「あぁ猿月君ごめんね。でも知っておいた方が良い事もあるだろう?
今日のお客様はそんなこと一切無い常連のお客様だから安心してね」
と気を使って和ませてくれる。やっぱりすごい人だ。

俺「わかりました。」
売り専担「じゃあホテルの場所は○○駅から10分くらいの場所にある○○ホテルだよ」
俺「初めていくところです」
売り専担「男同士で入れるホテルだから今後通うことになるかもね(笑)」
売り専担当は冗談を言って和ませてくれる。
俺「なんか恥ずかしいです」
売り専担「お客様部屋に入っているからホテルに入って直接部屋まで入って鍵を開けてもらってね」
俺「1人でラブホテルなんて緊張します」
売り専担「そうだよね?でも何事も初めてなことばかりだと思うけど徐々に徐々に慣れていこうね。あと、コンドームとローションはお店から渡すからそれを持って言ってね」
俺「ホテルのものは使わないんですか?」
売り専担「穴を空けられていたり、ローションも変なものが入っていたら大変だからね。コンドームとローションはお店の物を使用してね。」
売り専ボーイのこともしっかり守ってくれるんだな。携帯電話の話や貴重品の話を聞いたときは驚いたけどここまで徹底しているならきっと大丈夫なんだろうな。

俺「解りました。」
売り専担「よし、そろそろ時間だね?心の準備は大丈夫かな?」
俺「はい。頑張ります。」
売り専担「良い笑顔だね?よし、行ってらっしゃい」

売り専担にそういわれお店を出たけどやっぱり緊張する。大丈夫かな?
ラブホテルなんて1人で入るのも初めてだし見知らぬ男の人とセックスなんて初めてだし上手く出来るのかも自信ないし。でもしっかりやらなくちゃ。よし、頑張ってみよう。

売り専初出勤は以上で、次は売り専接客1

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