20. 売り専とキメセックス
キメセックスとはキメセクともいい合法違法を問わず薬物を使用してセックスをする事。
今は非合法になっているラッシュといわれる吸引タイプのモノや、ゴメオというアナルから入れるタイプなど薬物の使用方法にはいくつか種類がある。
プレイ中には絶対的に禁止のものになっているが、俺たち売り専を買ってくれるお客様によっては勧めてきたりする人もいて俺は上手いこと断ってきたしプレイ中にお客様に勧められたとしても絶対にすることは無い。
だけどこの前マネージャーにぶっ飛ばされたときに多分俺はキメセックスを経験したんだと思う。
何でかって言うとその時はさんざん嬲られて後ろ手に縛られたまま目隠しをされ、ベッドに顔を支えるようにして四つん這いの状態にされていた、マネージャーの舌や指が執拗に俺のアナルを責める
そのうちにアナルに何かを入れられた気がした。
俺「マネージャー今入れたものは何ですか?取ってください」
マネージャー「何も入れていないよ」
そういうとマネージャーが俺のアナルを責めるのをやめてベッド近くのソファーに座る音が聞こえた。
そのままの状態で放置されたからマネージャーはきっと俺を視姦しているに違いない、背中でマネージャーの視線を感じながら四つん這いになっていた。
目の前は壁しかなく下半身が異常に熱い・・・責められていたから当然なんだろうけど、それとは違う熱さが下半身から感じられる。
(なんだろう・・・酒に酔っているようなこの感覚。寒いような感じなのに
全身の感覚が鋭くなったような気がする)
俺「マネージャー何なんですかこれは?振動じゃないからローターやアナルバイブでもなく、なんか下半身が変な感じがします」
マネージャー「それは君に対する罰だよ、猿月君。
目先の欲に囚われた君に、欲に囚われるとどうなるか体をもって体験してもらうからね」
(欲に囚われた自分への罰・・・・そんなに罪が重かったのか。
だけど、この感覚なんなのだろう・・)
マネージャー「そろそろいい頃かな?」
そういうとマネージャーは俺のケツに手を添えた。
その瞬間俺は射精しそうな感覚に襲われた
俺「マネージャーやめてください」
マネージャー「思ったより効果が良さそうだね。こうしたらどうなるかな?」
そういうと俺のケツをスパンキングした。
バシっと乾いた音が部屋に響く。
反響音に比例するように俺の感度も異常に上がっていく
俺「あぁ・・・マネージャーだめです。そんな強くしちゃ」
マネージャー「猿月君。僕はただお尻を触っているだけだよ?それでこんなにいやらしくなっちゃうのは君がそれだけ悪いことをしたからなんだよ、わかるよね?」
俺「わからないです。そんなこと何もわからないです・・・」
意識が遠のいていく様な感覚と反比例するように堕落していく理性と感覚。
(薬物を入れられたからだろうか恐怖と不安もあり疑心暗義でこのままおかしくなっていくのだろうか?)
マネージャー「そろそろ十分になってきた頃かな?」
薬物だけではなく目隠しをされているからなおさら感覚が鋭い。
そんなにほぐしていない俺のアナルにマネージャーは自分の膨張しきったものをあてがった。
俺「慣らしていないから。もっと慣らしてから入れてください」
断らずに入れてもらうことを前提で嘆願している自分が居た。
マネージャー「そんな事言っても体はすんなり受け入れてくれているようだよ?
ほらそんなに慣らしても居ないのに、こんなに僕を飲み込んでいるよ?自分で解るだろう?僕を断っているそぶりを見せながら自分から悦んで受けて入れているじゃないか?
その証拠にほらこんなにスムーズに入ったよ?」
自分でも驚くほど簡単にマネージャーを受け入れてしまった
(俺いつからこんな風に堕ちていってしまったのだろう?)
自分の事を客観的に見ながらもどこまで落ちていくのか楽しみにしている自分もいる。
そしてやっぱり薬物を合わせたせいか快楽には勝つことが出来なかった。
俺「マネージャー・・・もっと・・もっともっと奥まで入れてください」
マネージャー「研修のときはもっと大人しかったのにいつからそんな積極的になったのかな?誰がこんな風になるように仕込んだのかな?お客様かな?それとも彼氏でもできたか?」
俺「そんな事じゃないです。今日はいつもより・・・」
マネージャー「いつもより?どうした?」
俺「いつもより少し、だ・・・大胆になれます」
マネージャー「どうして?」
俺「わからないです。何も特別なことはしていないです」
マネージャー「特別なことなんて何も無いよ。
ただ猿月君はこのまま自分に素直になって堕ちていけばよいのだよ?」
そういうと激しくピストンを始めた
バックはあまり得意じゃないのにものすごく気持ちがいい
ピストンの音とローションのヌチャッ!ヌチャッ!!とした粘着質な音が部屋に響く
俺「マネージャー。もっと・・・もっと優しく」
マネージャー「うぅん?なに?いやらしい音が邪魔して聞こえないよ?」
俺「マネージャーもっと!」
嗚咽に近いような声でマネージャーに叫んだ
マネージャー「もっと?こうして欲しいのかな?」
そういうと一層ピストンが激しくなった。
パンパンパンパンとリズミカルな音響く中それに拍車をかけるように俺の感度は増して行く
感覚的にはもう何度もイカされてしまっているのだろうけど、まだオーガズムに到達するような大きな波は来ない。
バックで掘られながら後ろ手に縛っている手を片手でつかまれながらもう片方の手でスパンキングされる。
目隠しをされ自由を奪われ屈辱的な状態なのに聴覚と感度が異常に増していく、自由な感覚が少ない分より感じようと情報を取ろうとするあまり感度が高まっていく。
バックで掘られているのにいつの間にか自分からピストンを促すようにタイミングを合わせて腰を振っている。
誰に抱かれたいとかいやだとか、気持ち良い悪いでもなく完全に何かがおかしい。
マネージャー「そんなに動いちゃってどうしたの?こっちは一生懸命動いているのに
それじゃ足りないかな?自分からそんなに振っちゃうようになってどうしたの?
今日だって仕事でお客様をこなしたのだろう?」
俺「はい、今日はネコとして何人もの男の人に抱かれました」
マネージャー「足りないのかい?」
俺「足りなかったです・・・」
マネージャー「そう、じゃあ仕上げに最後頑張っちゃおうか?」
(俺は何を言っているんだ?)
そういうと動くのをやめて、俺の腕を解いた。
仰向けにされ正常位でガンガン掘られた。
いつの間にかマネージャーの背中に手を回し今日始めてのキスをしながらずっと掘られている。
マネージャー「猿月君。ほらもうイクよ?」
俺「俺もイキそうです」
マネージャー「猿月君。イクよ?出すよ?」
俺「中に・・・、出してくださぃ~!!」
マネージャー「イキそう・・・いくよ。イクよ」
そういうと一層ピストンが早くなった。
いつの間にかトコロテンでイッていた俺になんて何振りかまわずマネージャーはガンガン腰を振ってきた。
マネージャーが絶頂を迎える瞬間に俺の耳元でささやいた
マネージャー「二度とヤミケンするなよ?」
その言葉を聴いたと同時に意識もイってしまった。
売り専として仕事をしている以上、ヤミケンはNGだとそしてヤミケンの罰則をリアルに体で覚えた売り専ノンケの猿月だった。
売り専とキメセックスは以上で、次はゲイの売り専へ